Q & A
WASコンテスト全般
A. 「Worked All Square」の頭文字です。
広島WASコンテストをスタートした頃は、現在ほどグリッドスクエア (グリッドローケーター)の認知度はなく、 その普及に一役買おうとコンテストナンバー/マルチに取り入れました。
その特徴を表すためにコンテスト名を「広島WAS」としました。
【関連Q&A】:グリッドロケーターって何ですか?
A.
基本的には、2月の最終土曜日と翌日曜日の開催を予定しています。
ただし、特段の事情により変更となる場合もありますので、 正式な開催日に付いては、広島WASコンテストのページをご確認ください。
コンテストルール
A.
広島WASコンテストでは、県内部門・県外部門とも、大きく別けて
- 「シングルオペ・マルチバンド」
- 「シングルオペ・VUHFマルチバンド」
- 「マルチオペ・マルチバンド」
- 「SWL・マルチバンド」
というマルチバンド種目と
- 「シングルオペ・1.9MHzバンド」
:
- 「シングルオペ・1200MHzバンド以上」
というシングルバンド種目があります。
このシングルバンド種目に限り、2種目へ書類提出する事が可能です。
使用バンドが重ならない場合であっても、マルチバンド種目を含んだ2種目へ提出する事はできません。
例: 「シングルオペ・7MHzバンド」と「シングルオペ・14MHzバンド」→OK 「シングルオペ・VUHFマルチバンド」と「シングルオペ・21MHzバンド」→NG
ただし、これは書類提出ができないだけで、交信する事は問題ありませんし、交信相手には有効な得点となります。
ですから、マルチバンドのつもりで参加したけれど、書類は7MHzと14MHzのシングルバンド2種目だけ提出するという事も可能です。
その場合、書類提出しなかったバンドに付いても、できましたらチェックログとして添付して頂けると参考になります。
最初からシングルバンド2種目だけにしか参加しないつもりであっても、広島WASコンテストを盛り上げるためにも、また、他参加局へのサービスのためにも、多くのバンドでの交信を行って頂けると幸いです。
【第17回改正点】
第17回より、1200MHzシングルバンドが1200MHz以上となり、2400MHzなども使用可能になりました。
複数のバンドを使用するのですから、「マルチバンド」ですが、1200MHz以上はまとめてシングルバンド種目として取り扱います。
【関連Q&A】:2400MHz以上は使えますか?
A.
広島WASコンテストでは、同一バンド、同一局との交信でも、電信、電話で別々に得点とする事ができます。
ただし、マルチに付いては、モードによらずバンド単位で計算しますので、同一バンドで電信・電話それぞれ交信してもマルチは1です。
例1: A局(県内局)と7MHzで電信で1回、電話で1回、計2回交信した →A局は県内局ですので、県内2局と交信した場合と同様、7MHzバンドでの得点10点、マルチ1となります
例2: B局(県内局)と7MHzで電信で1回、電話で1回、また14MHzで電信で1回、電話で1回、計4回交信した →B局は県内局ですので、7MHzで県内2局と交信した場合と同様、7MHzバンドでの得点10点マルチ1、 また、14MHzでも同様に10点マルチ1、それぞれ加算できます
相手が県外局の場合は1回の交信で1点ですので、電信・電話両方で交信すると得点は2点となります。
【第17回改正点】
第17回より、電信・電話・デジタルモードそれぞれで得点とする事ができるようになりました。
同一バンド、同一局と3モードで交信すると、相手が県内局であれば最大15点、県外局であれば最大3点となります。
マルチについてはこれまで同様1です。
【関連Q&A】:デジタルモードではどの電波形式が使える?
A. 使用可能です。
2020年12月3日付でJARLよりコンテスト規程・規約の一部改正についてという告知が行われ、 1.9MHz帯に新たにコンテスト周波数が設定される事となりました。
本コンテストで使用周波数は「JARL制定のコンテスト周波数に準じる。」となっておりますので、 新たに設定されたコンテスト周波数をご使用ください。
JARL制定のコンテスト周波数に無いデジタルモードに付きましては他バンド同様、 免許の範囲でバンドプランに則っての運用をお願いします。
なお、ロギングソフトの制限により、使用バンドが「1.8MHz」ではなく「1.9MHz」となっていてもそのままで問題ありません。
また、部門コードが N-1.8/G-1.8 と変更になりましたが、N-1.9/G-1.9 のままでもこちらで読み替えしますので問題ありません。
A.可能です。
第17回からの改正により、1200MHzシングルバンド種目は1200MHz以上と変更され、2400MHz以上のバンドでの交信も有効となりました。
また、マルチバンド種目でも2400MHz以上が使用可能です。
ただし、参加者が少ない種目がたくさんできる事を防ぐために、1200MHz以上は全てまとめてシングルバント種目としています。
これはあくまでも種目数を集約するためであり、得点、マルチに付いてはバンドごとに計算してください。
例 A局(県内局)と1200MHz、2400MHz、5.6GHzで1回ずつ交信した。 得点:5(対県内局)×3(交信局数)=15点 マルチ:3 B局(県外局)と1200MHz、2400MHzで電話、電信、デジタルモードでそれぞれ1回ずつ交信した。 得点:1(対県外局)×2(交信局数)×3(モード)=6点 マルチ:2
となります。
シングルバンド種目ではありますが、1200MHz以上限定のマルチバンドとお考えいただければわかりやすいかと思います。
A. リピータを介さないシンプレックス通信だけ有効です
JARLのコンテスト規約により
(6)レピータによる交信を禁止する。
と定められていますので、山掛け、ゲート越え、ターミナルモード、d-monitor、ノード局を使ったリフレクター接続など、レピータを使用した交信は無効となります。
なお、D-STARの音声通信はF7Wとなりますが、音声によりコールサイン、コンテストナンバーを交換した場合は「デジタルモード」ではなく「電話」となります。
【関連Q&A】:デジタルモードではどの電波形式が使える?
A. 使えます。
FT8/FT4/JT65/JT9などWSJT系も「デジタルモード」として有効です。
なお、一般にRSTの交換は行われないため、コンテストナンバーはRSTの代わりに信号強度(dB)を使用してください。
例: +05 350101 -10 PM64
【関連Q&A】:デジタルモードではどの電波形式が使える?
A. 電信、電話以外の全ての電波形式が使えます。
第17回からの改正により、これまでの電信・電話に加え、新たにデジタルモードでの交信も有効となりました。
これは、アマチュア無線で許可されている交信を、コンテストで制限する必要はないと判断したために追加されたものです。
そのため、局免許で許可された電信・電話以外の全ての電波形式が使用できます。
具体的には、新電波形式で
X9A(最後の伝送情報の形式がAのもの) → 電信 X9E(最後の伝送情報の形式がEのもの) → 電話 それ以外 → デジタルモード
となります。
伝送情報の形式がA、E以外のものの中には、アナログのSSTV(F3F)やアナログのFAX(F3Cなど)といったアナログのものもあり、全てがデジタルではありませんが、昨今では電信・電話以外の通信としてはデジタルのものが主流となっていますので「デジタルモード」としています。
ですから、アナログのSSTVやFAXも「デジタルモード」として有効な交信となります。
逆に、デジタル音声のF1Eなど、変調の形式がデジタルの通信であっても伝送情報の形式が音声によるものは「デジタルモード」ではなく「電話」となります。
例外として、D-STARの音声通信はF7Wとなりますが、音声によりコールサイン、コンテストナンバーを交換した場合は「デジタルモード」ではなく「電話」となります。
例: A局(県内局)と、同一バンドで電信(A1A)、電話(J3E)、RTTY(G1B)、パケット(F1D)で交信した。 電信(A1A)で5点 電話(J3E)で5点 RTTY(G1B)で5点 パケット(F1D)はRTTYと同じデジタルモードなのでDupとなり0点 で、得点は計15点となります。
マルチは電波形式によらずバンドごとですから、複数の電波形式で交信しても同一バンドでは1です。
なお、ここでは新電波形式で分類すると明確に分けられるため、新電波形式を用いて説明していますが、ログへの記載はSSB/CW/RTTYなどで記載して構いません。
【関連Q&A】:同一局と電信・電話両方で交信したのですが
【関連Q&A】:FT8は使えますか?
【関連Q&A】:D-STARは使えますか?
【参考】「デジタル化に対応して、電波形式を新表示に!!」[PDF](JARL NEWS 2003年9-10号掲載。JARLのサイト)
A. 海外からの参加も可能です。
広島WASコンテストでは、県内局と県外局の2部門がありますが、県外局部門は日本国内に限定されていません。
海外からの参加局も県外局部門として参加・ログ提出してください。
【関連Q&A】:海外局との交信も有効ですか?
A. 海外局との交信も有効です。
広島WASコンテストでは、県内局と県外局の2部門がありますが、県外局部門は日本国内に限定されていません。 海外からの参加局も県外局部門として参加していますので、交信は有効です。
【関連Q&A】:海外からも参加できますか?
A. 県外局同士の交信も点数になります。
- 県内局との交信:5点
- 県外局との交信:1点
という違いがあるだけで、県外局同士、県内局同士の交信も有効な点数となります。
A.
コンテスト規約の禁止事項では
JARLコンテスト規定に準じる。ただしコンテスト中の運用場所の変更は
シングルバンド種目でバンドが異なった場合のみ移動可能。
となっています。
同一バンドで運用中に運用場所を移動する事は許されていません。
また、マルチバンド種目へ提出する場合は、全て同一場所から運用しなくてはいけません。
シングルバンド種目の場合、それぞれのバンドごとに別の場所で運用する事も可能です。
たとえば、初日に移動運用し、翌日は自宅で固定運用するなどは問題ありません。
また、この移動範囲には特に制限はありませんので、初日に岡山県へ移動して「県外・シングルオペ・3.5MHz」とし、翌日広島県内で移動して「県内・シングルオペ・14MHz」とするといった、県内外の部門をまたがった2種目提出も可能です。
コンテストナンバー
A. 使えます。
FT8/FT4/JT65/JT9などWSJT系も「デジタルモード」として有効です。
なお、一般にRSTの交換は行われないため、コンテストナンバーはRSTの代わりに信号強度(dB)を使用してください。
例: +05 350101 -10 PM64
【関連Q&A】:デジタルモードではどの電波形式が使える?
A. 緯度・経度から算出して、運用地点を表す文字列です。
詳しくは、JARLのページ「グリッド・ロケーターとは」を参照してください。
A. チェックログとして提出してください
実際の交信で、間違えたコンテストナンバーを送ってしまった場合
基本的にはチェックログ扱いとしますが、悪質と判断される場合は失格となる場合もあります。
ログの記載間違いの場合
コンテスト中、正しいコンテストナンバーを送ったが、ログを作成する時に間違えた場合は、修正した後再提出してください。
再提出されず、悪質であると判断した場合には失格となる場合もあります。
【関連Q&A】:提出したログにミスをみつけました
交信相手のコンテストナンバーが間違えている場合
【関連Q&A】:相手のコンテストナンバーがおかしいを参照してください。
A. 基本的には「相手は正しいもの」としてください。
相手が送ってきたコンテストナンバーは、それが正しいものか否かの判断が難しい場合があります。
広島県外の市郡区ナンバーを送ってきたとか、既に消滅した市郡区ナンバーを送ってきた、国内コールの固定局が国外のグリッドロケーターを送って来たといった明らかな誤りは容易にわかりますが、運用地点と市郡区ナンバーやグリッドロケーターが違うといった場合は交信だけでは判断ができません。
明らかな誤りの場合は無効な交信として0点と計算してください。
それ以外の場合は、「相手は正しいもの」として点数を計算してください。
仮に、後で相手の間違いが確定したとしても、それはあなたの責任ではありませんから、相手が失格、あるいはチェックログ扱いとなっても、あなたが失格、あるいはチェックログ扱いとなる事はありません。
注意1
広島WASコンテストでは海外局も県外局部門での参加が可能です。
国外のグリッドロケーターでも有効です。
【関連Q&A】:海外局との交信も有効ですか?
注意2
広島WASコンテストではバンドが違えば運用場所を移動できる場合があります。
同じ局が違うコンテストナンバーを送って来る場合もあります。
【関連Q&A】:運用場所の移動はどこまでOK?
注意3
広島県のほぼ全域はPM64となりますが、近県でPM64となる地域も存在します。
PM64を送って来たからといって間違いではない場合もあります。
【関連Q&A】:コンテストナンバーを間違えた!
A. 「AA00 ~ RR99」全てです。
広島WASコンテストでは、国内局に限らず、全てのアマチュア局との 交信を有効としています。
よって、理屈の上でのコンテストで有効なグリッドロケーターは 「AA00 ~ RR99」全てが該当します。
【関連Q&A】:グリッドロケーターって何ですか?
【関連Q&A】:海外からも参加できますか?
【関連Q&A】:海外局との交信も有効ですか?
ログ提出
A.
広島WASコンテストでは、県内部門・県外部門とも、大きく別けて
- 「シングルオペ・マルチバンド」
- 「シングルオペ・VUHFマルチバンド」
- 「マルチオペ・マルチバンド」
- 「SWL・マルチバンド」
というマルチバンド種目と
- 「シングルオペ・1.9MHzバンド」
:
- 「シングルオペ・1200MHzバンド以上」
というシングルバンド種目があります。
このシングルバンド種目に限り、2種目へ書類提出する事が可能です。
使用バンドが重ならない場合であっても、マルチバンド種目を含んだ2種目へ提出する事はできません。
例: 「シングルオペ・7MHzバンド」と「シングルオペ・14MHzバンド」→OK 「シングルオペ・VUHFマルチバンド」と「シングルオペ・21MHzバンド」→NG
ただし、これは書類提出ができないだけで、交信する事は問題ありませんし、交信相手には有効な得点となります。
ですから、マルチバンドのつもりで参加したけれど、書類は7MHzと14MHzのシングルバンド2種目だけ提出するという事も可能です。
その場合、書類提出しなかったバンドに付いても、できましたらチェックログとして添付して頂けると参考になります。
最初からシングルバンド2種目だけにしか参加しないつもりであっても、広島WASコンテストを盛り上げるためにも、また、他参加局へのサービスのためにも、多くのバンドでの交信を行って頂けると幸いです。
【第17回改正点】
第17回より、1200MHzシングルバンドが1200MHz以上となり、2400MHzなども使用可能になりました。
複数のバンドを使用するのですから、「マルチバンド」ですが、1200MHz以上はまとめてシングルバンド種目として取り扱います。
【関連Q&A】:2400MHz以上は使えますか?
A. チェックログとして提出してください
実際の交信で、間違えたコンテストナンバーを送ってしまった場合
基本的にはチェックログ扱いとしますが、悪質と判断される場合は失格となる場合もあります。
ログの記載間違いの場合
コンテスト中、正しいコンテストナンバーを送ったが、ログを作成する時に間違えた場合は、修正した後再提出してください。
再提出されず、悪質であると判断した場合には失格となる場合もあります。
【関連Q&A】:提出したログにミスをみつけました
交信相手のコンテストナンバーが間違えている場合
【関連Q&A】:相手のコンテストナンバーがおかしいを参照してください。
A. 間違いを修正したログを再提出してください。
その場合、再提出である旨を明記しておいて頂ければ、判断が付きやすくて助かります。
ログ提出(電子メール)
A. サーバから自動返信されるメールに書かれた時刻です。
E-Mailでログを提出して頂いた場合、サーバから着信確認のメールが自動で送られます。
このメールの本文中に記載されている時刻が「E-Mailのタイムスタンプ」となります。
着信のサーバでは、NTPにより時刻を調整しています。
A
広島コンテスト委員会からの自動返信メールのFromは info@HS-Contest.org として送られます。
携帯キャリアのメールの場合、混雑時間帯には1時間ぐらい遅れて届くこともあります。
迷惑メールとして振り分けされている場合もありますので、迷惑メールフォルダーもご確認ください。
メールを転送している場合、それぞれの転送箇所で迷惑メール判定している場合もありますので、転送箇所全ての迷惑メールフォルダーをご確認ください。
info@HS-Contest.org をホワイトリストに入れている場合、プロバイダによっては大文字、小文字を区別している場合もあります。プロバイダの仕様をご確認ください。
ログ提出(郵送)
A. 同じ項目がほぼ同じレイアウトで記載されていれば自作等でも構いません。
JARL制定のB5版の古いフォームでも構いませんが、旧フォームにはE-Mail欄がありませんので、メールアドレスをお持ちであれば追記してください。
【関連Q&A】:E-Mailの記載は必要ですか?
ワープロ等で自作される場合は、レイアウトを同一としてください。
数ミリの違いは構いませんが、必要な項目が無かったり、極端にサイズが違ったり順番が違うと、書類不備となる場合もあります。
また、過去にJARLから販売されたB5版のフォームを除き、必ず用紙はA4版としてください。
【関連Q&A】:JARL制定の「ログシート」でないといけませんか?
A. 記載が無くとも、書類としては有効です。
E-Mailが記載されている場合には、当委員会へ書類が到着した時に到着の連絡をメールでお送りしていますので、メールアドレスをお持ちであれば、記載しておいて頂いた方が良いかと思います。