第10回 広島 WAS コンテストに参加頂きまして、 ありがとうございました。
昨年の第9回から大幅に規約改正を行った本コンテスト、
今年は昨年頂いたコメントを検討し、
日曜日午前中のHF/VUHF帯の開催時間を一部見直して開催しました。
開催時間を4時間から3時間に時間短縮した14MHz/50MHz。
8時からのスタートに変えた28MHz等、概ね好評で、
各種目の優勝スコアーも軒並み昨年を上回りました。
また、最大の課題であるARRLインターナショナルDXコンテストと重なっている
開催日については、来年の第11回から開催を1週早める予定です。
(詳細は、Web/JARL Newsにて)
今年のログ提出は、のべ274局からありました。 これは、昨年を24%も上回る数です。 また、E-mailで提出した局は、全体の47%の130局で、 こちらも昨年より大幅に増加しました。
広島WASコンテストは今後もインターネットを活用した運用を行っていきます。
公式Webサイトで色々と情報提供していきますので、
こちら
( http://www.hs-contest.org/ )
をご覧下さい。
マルチバンドは、昨年同様JA4CSH, JE4MHL, JL4HDIの
三つ巴の争いになりました。
土曜日の1.9/3.5MHzが終わった時点では、
JA4CSHがダントツの1位でJE4MHL, JL4HDIという順位でした。
日曜日午前中が終了した時点では、
VUHF帯を有効に使ったJE4MHLが昨年同様トップに立ちました。
最後の7MHzでJA4CSHが猛追しましたが、届かずJE4MHLがこの部門を初制覇しました。
2位は昨年同様JA4CSH、
昨年の覇者JL4HDIは昨年を大幅に上回るスコアーを叩き出しましたが
3位に止まりました。
1.9MHzは
昨年の覇者JH4FUFがJH4ELJ,JH4CHVを押さえて2連覇を達成しました。
3.5MHzは1.9MHzと掛け持ちで参加したJH4FUFを押さえて
JN4MDWが初制覇しました。
7MHzはJH4YTD(Op.JA4ITW)がダントツで初制覇です。
14MHzは久々に参加したJA4BAAがダントツで1位となりました。
21MHzはJK3HFN/4が4連覇を達成しました。
また、28MHzもJK3HFN/4が制し、
昨年に引き続き両部門を制しました。
昨年から追加されたV・UHF帯ですが、
VUHFマルチバンドは7N4BGU/4が
僅かにJK4VBZを押さえて一番になりました。
50MHzはJL4QGE/4が昨年に引き続き2連覇を達成しました。
144MHzは昨年2位のJL4SXA/4が72QSOという
ハイレベルなスコアーで初制覇しました。
430MHzはJH4WAZ/4、
マルチオペはJG5CBR/4が制しました。
マルチバンドは、JI1UTP/4とJA1ZGPの争いになりました。
1.9/3.5MHzが終わった時点ではJA1ZGPが大きくリードしていましたが、
日曜日の午前中が終了した時点ではHF帯の局数/マルチを稼ぎまくったJI1UTP/4が逆転。
ラストの7MHzでJA1ZGPが盛り返しましたが、JI1UTP/4が逃げ切り初制覇。
JA1ZGPは惜しくも2位となりました。
昨年の覇者JA1CPは昨年よりも得点をアップさせましたが上位2局には届かず
3位となりました。
1.9MHzはJG6MDS/3が局数/マルチ共に頭一つ抜けだし1位となりました。
2位には昨年3位だったJK1LYP/1が、3位には昨年の覇者JH2FXKが入りました。
3.5MHzは、JS1PWVが局数で他を圧倒して初制覇です。
JF3IYW/3とJK1LEEの2位争いは、JK1LEEが局数でリードしましたが、
県内局/マルチで上回ったJF3IYW/3に軍配が上がり2位。
JK1LEEは惜しくも3位となりました。
7MHzは7M4CLFとJJ2TKXの一騎打ちとなりました。
局数は7M4CLFがリードしましたが、
県内局とのQSOを稼いだJJ2TKXがポイントでは逆転。
しかし、マルチで上回った7M4CLFが初制覇、JJ2TKXは惜しくも2位となりました。
3位にはJH0IXEが入りました。
14MHzは、JA1LIH/2が局数/マルチでともリードして1位となりました。
JS2KDD/2とJA6YAIの2位争いは、
県内局を稼いだJA6YAIがポイントでリードしましたが、
マルチで上回ったJS2KDD/2が2位となり、JA6YAIは3位でした。
21MHzは、JA7ODYがダントツで1位、2位にはJA3AAが入り、
昨年1位のJD1BIAは3位に止まりました。
28MHzはJA7DLE/6が地の利を生かしてダントツの1位、
2位にはJR5EHB、3位にはJA3AAが入りました。
JA3AAは21/28MHzの両種目での入賞です。
50MHzはJH5UPI/5が県内局と9QSOしてダントツの1位、
2位にはJG3IYC/3が入りました。
3位には22QSOとQSOではトップだったJK1FLJ/1が入りました。
144MHzはJI5KKUが県内局と13QSOしてダントツの1位。
以下、JG5DHX/5、JR5EHBが続きました。JR5EHBは28/144MHzの両種目で入賞です。
430MHzは県内局と4QSOした3局の争いでしたが、
県外局と1QSOしたJI5KKUが僅かに抜け出して1位。
2位にはJG5DHX/5とJN4PMO/4が同点で入りました。
JI5KKUは144/430MHzの両種目で優勝、JG5DHX/5は両種目で2位でした。
1200MHzはログ提出のあった4局全てが2QSOでした。
その中で、JK4DOS/4とJJ1RUEが2マルチを稼ぎ同点で1位。
7M1VUE/1と7N4HTL/1が同点で3位となりました。
マルチオペは初参加のJI2ZNP/1が1位となり、
SWLはJA2-9329がダントツで優勝です。