第11回 広島 WAS コンテスト コメント

第11回 広島WASコンテストに参加頂きまして、 ありがとうございました。

本年より、開催日を1週間早め、2月最終週に変更した本コンテスト。 日程変更による混乱も心配しましたが、 マイナス面よりもARRLインターナショナルDXコンテストと重ならなくなり HFハイバンドのPhoneが有効につかえるという、 我々が考えていたプラス面の方が勝っており一安心しました。
ここ数年毎年行ってきました規約改正により、多くの課題は解消されたと思います。 今後は、今年の規約を基本として開催していきます。 もちろん、参加各局のご意見を参考に更なる改善検討は継続させて頂きます。
さて、今年のログ提出は、のべ246局からありました。 これは、昨年を10%下回る数値ですが、一昨年よりは大幅に上回っており、 規約改正(開催日変更)による影響よりも HFハイバンドのCONDXによるものと考えています。 また、電子ログの提出局は、全体の約50%にあたる121局になり、 定着してきたように思います。
広島WASコンテストは今後もインターネットを活用した運用を行ってまいります。 公式Webサイトで色々と情報提供していきますので、 こちら( http://www.hs-contest.org/ ) をご覧下さい。

【フィードバック】

・県内部門

マルチバンドは、 国内/海外のメジャーコンテストで大活躍しているJH4UYBが 700QSOを越えるスコアをマークしてダントツで初制覇しました。
1.9MHzはJH4FUFが3連覇を達成しました。
3.5MHzは1.9MHzと掛け持ちで参加したJH4FUFを押さえて 昨年3位だったJA4RLDが初制覇しました。
7MHzはJE4QVWが、 14MHzはJG4IBIが、 21MHzはJM4XCVが、 28MHzはJM4WUZが初制覇しました。
VUHFマルチバンドはJK4DUJ/4が 昨年の覇者7N4BGU/4を押さえて初制覇です。
50MHzはJL4QGE/4が3連覇と本部門開催から連覇を続けています。
144MHzはJL4SXA/4が昨年に引き続き2連覇を達成しました。
430MHzはJH4WEP/4が 昨年の覇者JH4WAZ/4を局数/マルチで上回り初制覇しました。
1200MHzはJL4UYL/4がJA4RSIを僅かに押さえて初制覇です。

・県外部門

マルチバンドは、 JN1NOPが第5回/第6回連覇以降、久々に制しました。 1.9/3.5MHzが終わった時点では2位のJR2AWS/1とは僅かな差しかありませんでしたが、 日曜日の午前中が終了した時点で局数/マルチで差をつけそのまま逃げ切りました。
1.9MHzは 7M4CLFが局数/マルチ共に頭一つ抜けだし1位となりました。
3.5MHzは JE3OZB/1とJH9FIOの争いとなりました。 県内局とのQSO/マルチは同じでしたが 県外局とのQSOで僅かに上回ったJE3OZB/1が勝りました。
7MHzは JE3HATが局数/マルチ共に頭一つ抜けだし1位となりました。
14MHzは 大票田の1エリアと良好なパスがあり局数を稼いだ6エリアのJH6QILと、 広島県との良好なパスを生かしてポイントの高い県内局を稼いだ 7エリアのJI7OED/JL7AIAの3局の争いとなりました。 7エリア対決はマルチで上回ったJL7AIAを 局数/県内局数で上回ったJI7OEDが勝ちました。 6エリア/7エリア対決は県内局を稼いでポイントを稼いだ7エリア勢に対し、 局数で引き離したJH6QILがマルチで上回り僅かな差で1位となりました。
21MHzは 8エリア勢の争いとなりました。 JH8WDQとJG8SISは、QSO数は1しか差がありませんでしたが 県内局と9QSOを達成したJH8WDQが JG8SISの倍以上のスコアを叩き出して1位となりました。
28MHzは JQ3NSU/3が1位となりました。
50MHzは JH5UPI/5とJH4WMPの争いでした。 JH5UPI/5が局数/県内局数で1QSO上回り、JH4WMPがマルチで上回り、 得点で僅か1点の差で勝負が決まり、JH5UPI/5が制しました。
144/430MHzは JK4DOS/4がダントツで両部門を制しました。
1200MHzは JJ1RUEが昨年に引き続き、連覇を達成しました。

2003年5月20日 JARL広島県支部コンテスト委員会

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