第12回 広島 WAS コンテスト コメント

第12回 広島 WAS コンテストに参加頂きまして、 ありがとうございました。

開催日を2月の最終週に変更して2年目を迎えた本コンテスト、 ARRLインターナショナルDXコンテストと重ならなくなりHFハイバンドの Phoneでの交信も活発になってきました。 一方で、CONDXの低下があり、特に14MHzでは近距離交信が難しくなってきています。 VUHF帯は、提出ログ数には余り表れてきていませんが、 確実に増加の傾向が現れてきています。特に144MHzでは、県内ほぼ全ての市郡区との交信が確認されております。

さて、今年のログ提出は、のべ240局からありました。 これは、昨年とほぼ同数であり、 近年のアマチュア無線人口の減少を考慮すると人気を維持していると思います。 また、電子ログの提出局は、全体の57%にあたる137局になり、 初めて50%を越える数値となりました。

広島WASコンテストは今後もインターネットを活用した運用を行ってまいります。
公式Webサイトで色々と情報提供していきますので、 こちら ( http://www.hs-contest.org/ ) をご覧下さい。

【フィードバック】

・県内部門

マルチバンドは、JE4QGFがマルチバンド初参加で初制覇しました。 常連のJE4MHLは昨年に引き続き2位に入りました。
1.9MHzは97年以来久々にJA5CRN/4が1位となりました。
3.5MHzは激戦となり上位3局は34マルチ以上をマークしました。 県内局とのQSO数もほぼ同数でしたが、県外局との交信数の差で、 JA4HXCが99年以来久々にこのバンドを制しました。 2位にはJH4FUFが入り、3年連続でこのバンド2位となりました。
7MHzも激戦で上位3局は100QSOを越えました。 また、上位2局の差は僅かに2QSOでしたが、 県内局とのQSO数/マルチで上回ったJG4IBI/4が 2000年以来4年振りにこのバンドで1位となりました。
JG4IBI/4は14MHzでも1位となり、 初めて2バンド制覇を達成しました。
21MHz/28MHzは2年振りに参加した JK3HFN/4が両バンドを制覇しました。
VUHFマルチバンドは昨年同様、JK4DUJ/4と7N4BGU/4の争いとなり、 両局とも昨年を上回る好スコアーマークしました。 結果は、JK4DUJ/4が今年も1位となり連覇を達成しました。
50MHzはJL4QGE/4が4連覇と本部門開催から連覇を続けています。
144MHzは2連覇中のJL4SXA/4と このバンド初参加のJE4QVW/4の争いとなりました。 県内局との交信が多かったJE4QVW/4がPointで上回りましたが、 マルチで上回ったJL4SXA/4が3連覇を達成しました。
430MHzはJH4WAZが2年振りに1位に返り咲き 2度目の1位となりました。
1200MHzはJK4VBZがJA4RSIを押さえて 3年振りにこのバンドを制しました。

・県外部門

マルチバンドは、 JH5HDA/5が地の利を活かしてVUHFを含む多くのバンドで 県内局と交信して初制覇しました。 2位争いは大激戦となりました。 局数で優位に立つJA1FBHをマルチで優位に立つJA1CPがリードして展開しましたが、 最後の7MHzでJA1FBHが引き離し、僅かな差で2位になり、 JA1CPは3位に終わりました。
1.9MHzはJM1RPV/2とJA4GWEの2局の争いで、 QSO数はJA4GWEが1局上回りましたが、 県内局とのQSO数が数が2局多いJM1RPV/2がマルチでも上回り1位となりました。
3.5MHzはJF6OVAが局数/マルチで抜け出し1位となりました。
7MHzはJJ2TKXとJH6WHNの大激戦となりました。 QSO数/県内局とのQSO数で上回ったJH6WHNでしたが、 マルチで2Point差をつけられ、僅かに及ばず2位となり、 JJ2TKXが1位となりました。
14MHzと21MHzは地の利を活かしたJA8LN/JD1BIAが 局数/マルチで抜け出し1位となりました。
28MHzはJQ3NSU/3が1位となり2連覇を達成しました。
50MHzは今年もJH5UPI/5が制し、 2001年から4連覇を達成しました。
144/430MHzはJE4ISL/4が両部門を制しました。
1200MHzはJG5XUU/5が1位となりました。

2004年5月20日 JARL広島県支部コンテスト委員会

Copyright (C) Hiroshima Contest Committee 2004, All Rights reserved
mailto:info@HS-Contest.org