第15回 広島 WAS コンテストに参加頂きまして、 ありがとうございました。
今年は、例年以上にHFハイバンド(14〜28MHz)のコンディションに恵まれず、
参加各局は交信に苦労されたようです。
一方、HFローバンド(1.9〜7MHz)やVUHF帯は定着してきており、
県内・県外とも参加者が増加してきました。
特に144MHzは、過去最高の10局(県内局)のログ提出がありました。
さて、今年のログ提出は、のべ246局からありました。
これは、昨年比 約20%増であり、
ここ何年も減り続けていた参加局減に歯止めが掛かりました。
世間で話題の団塊世代のリタイヤに伴うものか、
電子メールを利用したログ提出の容易化によるものか、
その他の要因に寄よるものか、要因はわかりません。
広島WASコンテストは今後もインターネットを活用した運用を行ってまいります。
公式Webサイトで色々と情報提供していきますので、こちら
( http://www.hs-contest.org/ )
をご覧下さい。
マルチバンドは、ライバル局の参加がなく、
JF4ETKが独走で2連覇を達成しました。
VUHFマルチバンドは、
今年もJK4DUJ/4が制して5連覇を達成しました。
1.9MHzは、昨年に引き続きJA4DEYが制し、
2連覇を達成しました。
3.5MHzは4局(JR4URW・JA4NQD・JA4FDZ・JE4MHL)の
ハイレベルの争いとなりました。
QSO数では、JR4URW(90)、JE4MHL(85)が優位に立ちましたが、
マルチではJA4NQD(29)、JA4FDZ(28)が優位に立ち大混戦となりました。
結果は、JR4URWが1994年以来久々にこのバンドを制し、
JA4NQDが2位、JA4FDZが3位になりました。
7MHzは三つ巴の争い(JR4URW・JG4IBI/4・JA4DEY)となりました。
このバンドはQSO数の差がそのままマルチ数にも差が付き、
一番局数を稼いだJR4URWが昨年に引き続き1位になり、
JG4IBI/4が2位、JA4DEYが3位になりました。
21MHzは昨年、1200MHzを制したJL4GELが1位となりました。
28MHzはJE4MHL・JH4WEP/4が同スコアーで1位を分け合いました。
50MHzはJL4QGE/4が7連覇と本部門開催から連覇を続けています。
144MHzは昨年、不参加で連覇の途絶えたJL4SXA/4が復活し、
1位となりました。
430MHzは昨年2位のJH4WAZ/4が
3年振りにこのバンドを制しました。
1200MHzはJJ4TSW/4が
このバンドとしては過去最高の得点を叩き出し、初めて1位になりました。
マルチバンドは、
昨年2位のJN1NOPが2003年以来久々に制しました。
1.9MHzは、7M3QQPが初制覇しています。
3.5MHzは混戦となりました。
QSO数でトップとなったのはJJ3GPJでしたが、
マルチ数を伸ばしたJA7ODY局が得点で上回り2連覇を達成しました。
JJ3GPJはマルチ数が伸びませんでしたが、
県内局とのQSO数を伸ばしたJI1ALPを僅かにかわして2位となりました。
7MHzは、3局の激しいトップ争いがありました。
QSO数は167QSOのJH0NECがトップでした。
県内局とのQSO数は、20QSOのJI4JGDがトップとなり、
マルチでは33マルチを稼いだJF1NHDがトップでした。
結局、マルチ数で差をつけたJF1NHDが1位、
県内局でQSOポイントを稼いだJI4JGDが2位となり、
QSO数は多かったが、マルチ数で遅れをとったJH0NECが3位となりました。
14MHz〜28MHzは例年以上にコンディションに恵まれす、
少ないQSO機会をを確実にものにした、
JR8NOD(14MHz)・JR5IVA/4とJH5UPI/5(21MHz)・JE4GJV(28MHz)が制しました。
50MHzは、JR5HWQ/5が3連覇を達成しました。
144/430MHzはJE4ISL/4が制し、4年連続で両部門制覇を達成し、
1200MHzはJG5PMQ/5が3連覇を達成しました。