第16回 広島 WAS コンテストに参加頂きまして、 ありがとうございました。
今年は、例年以上にHFハイバンド(14〜28MHz)のコンディションに恵まれず、
特に21・28MHzは壊滅的でマルチバンドを避け、
シングルバンドx2でエントリーされた局も多かったように思えます。
その為か、7MHzは県内・県外ともに例年以上の激戦となり、
1マルチの差や、高ポイントの県内局との交信数が順位に大きく影響しました。
さて、今年のログ提出は、のべ250局からありました。
これは昨年大幅に増加した参加局を僅かに上回り、2年連続で高水準をキープしました。
これも毎年、本コンテストに参加して頂いている各局のお陰です。
今後とも宜しくお願いします。
さて、広島WASコンテストは、 公式Webサイトでコンテスト情報を提供しています。
是非、こちらの方もご覧いただければと思います。
( http://www.hs-contest.org/ )
マルチバンドは、2連覇中のJF4ETKが不参加で、
JE4MHL・JE4QGFの一騎打ちとなりました。
7MHzがスタートする迄は、JE4MHLの独走でしたが、JE4QGFが7MHzで盛り返し、
局数では逆転しました。しかし、PointではJE4MHLが僅かに上回り、
マルチでも差をつけ、3年振りにこの部門を制覇しました。
VUHFマルチバンドは、
今年もJK4DUJ/4が制して6連覇を達成しました。
1.9MHzは、
2002年以来久々に参加したJA4CSHがダントツでこのバンドを制しました。
3.5MHzは
昨年の覇者JR4URW、2005・2006年を制したJH4FUF、
2004年の覇者JA4HXCと過去にこのバンドを制している3局による争いになりました。
3局ともマルチ・県内局とのQSO数は、ほぼ同じでしたが、
総QSO数の差で順位が決まり、JH4FUFが2年振りに1位となり、
JR4URW・JA4HXCの順位となりました。
7MHzは
3局が昨年の優勝スコアーを上回るというハイレベルでの争いとなりました。
2連覇中のJR4URWは昨年のスコアーを僅かに上回りましたが3位止まり。
2005年にこのバンドを制し、2007・2006年は2位に入っているJG4IBI/4も
例年よりも大幅にスコアーを引き揚げましたが2位止まり。
1位は、JH4FUFで、2001年以来久々にこのバンドを制しました。
14MHzは
JM4WUZ、
21MHzは
JH4WEP/4、
28MHzは
JR4EFAが1位となりました。
50MHzは
JL4QGE/4が8連覇と本部門開催から連覇を続けています。
144MHzは
JL4SXA/4が2連覇を達成しました。
430MHzは
JH4WEP/4が2003年以来久々にこのバンドを制すると共に
21MHzに引き続き2バンドで1位となりました。
1200MHzは
JK4FELがこのバンドでは初めて1位となりました。
マルチバンドは、
JF2FIUが初めて1位となりました。
1.9MHzは、
JF6OVAが2年振りにこのバンドを制しました。
3.5MHzは
2局(JL1OXH・7L4MDM)の争いになりました。
QSOポイントでは7L4MDMが僅かに1ポイント上回りましたが
マルチ数で差をつけたJL1OXHがこのバンドを制し、7L4MDMが2位となりました。
7MHzは、
3局(7L4MDM・JR2RUV・JS1PWV/3)の激しいトップ争いがありました。
QSO数は143QSOの7L4MDMがトップで、JS1PWV/3が125QSOで2番でした。
県内局とのQSO数とマルチはJM2RUVが他の2局よりも上回りました。
最終的には、QSO数を一番稼いだ7L4MDMが1位、
県内局とのQSOでポイントを稼いだJM2RUVが2位、
JS1PWV/3が僅かの差で3位となりました。
14MHz〜28MHzは
例年以上にコンディションに恵まれず、少ないQSO機会をを確実にものにした、
JH0NEC(14MHz)・JH5UPI/5(21MHz)・JR3AAZ(28MHz)が制しました。
また、N6TIが14MHzで3位に入り、DX局として初めて入賞しました。
50MHzは、
3年連続で2位のJH5UPI/5が2004年以来このバンドを制し、
21MHzと両バンドを制しました。
144MHzは
JE4ISL/4が5連覇を達成しました。
430MHzは
JK4DOS/4が2003年以来このバンドで1位となり、
JE4ISL/4の5年連続144/430MHz両バンド制覇にストップをかけました。
1200MHzは
JK4DOS/4が2002年以来久々にこのバンドを制し、430/1200MHzで1位となりました。