第29回広島WASコンテストに参加頂き、ありがとうございます。
コンテスト結果の集計が完了しましたので結果表をお送りします。
2021年も新型コロナウイルスの流行で外出を控えた方が多かった為か、 昨年に引き続き過去最高のログ提出を頂きました。 コンテスト主催者としては多くの方々に参加頂き、うれしい限りですが、 早く新型コロナウイルスが落ち着き、これまでの生活に戻って欲しいと願っています。
さて、今年のコンテストは、 開始直後から3.5MHzのコンディションに悩まされた様です。 後半盛り返した感じもありますが参加各局はストレスがあったのではないでしょうか? 日曜日午前中の14MHzは数年ぶりにオープンし、楽しめた様です。 また、21MHz・28MHzも例年よりはオープンがあり、 マルチ・局数を伸ばした局もいます。 更に7MHzは全国的に大オープンし 上位3局が揃ってオールタイムレコード更新しました。 また、200QSO以上の局が10局と大変盛り上がりました。
また、1.8MHz帯での電話・デジタルモードでの交信が解禁となり 多くの局が新モードでの運用を楽しまれた様です。 また、デジタルモード(RTTY・FT8)でのQSOを活用されている方が 益々増えてきた印象があります。
広島WASコンテストでは、 電話・電信に加えデジタルモードといった複数モードでのQSO、 時間帯別の運用周波数の指定、(広島)県外局間でもQSO可能、 海外局とのQSOも可能と言った特徴あるルールを採用しており、 これを熟知し、スコアーメイクを楽しまれている局が年々増えてきているように感じ、 多くの局から独特なルールをご支持頂けていると考えています。 ありがとうございます。
今年のログ提出は、のべ424局からありました。 一昨年が414局、2019年は314局です。 来年はコロナ禍が過ぎ去り、 参加局も400局を超えることができればと祈っています。
マルチバンドは6年連続でJH4FUFが制しました。
スコアーはこの6年間で最少の78,366点ですが、
例年通り1.9MHzから1200MHzまで各バンドをフル活用してスコアーメイクされており、
素晴らしい結果です。
2位はJR6KBF/4、3位はJA4BDYと上位3局は昨年と同じ局となりました。
県内局はVUHF主体でもポイント・マルチ共に稼ぐことが出来る
ルールとなっていますので、
来年以降、多くの局にマルチバンドにチャレンジして上位を目指して、
是非、コンテスト全体を盛り上げて頂けたらと思います。
VUマルチバンドはJK4DUJ/4とJH4WEP/4の争いにJO4KUZが加わり
三つ巴の戦いとなりました。
JK4DUJ/4は50MHzから430MHzまで満遍なく運用し、
JH4WEP/4とJO4KUZは144MHz・430MHz主体の作戦で臨んでいます。
JK4DUJ/4は3バンドを上手に使い久々に9,000点を超えました。
自身の持つオールタイムレコードには少し及びませんでしたが
歴代2位の好成績で3年連続16回目の1位おTなりました。
初参戦のJO4KUZは、常連のJH4WEP/4を上回り2位の好成績、
JH4WEP/4は昨年並みのスコアーで3位となりました。
来年以降もハイレベルでの争いになることを期待しています。
1.8MHz/1.9MHzは、
2016年以来久々に参戦したJH4UYBと昨年1位のJI4WHS、
2位のJA4DEYの争いとなりました。
結果は、JH4UYBが1位、JI4WHSが2位、JA4DEYが3位となりました。
各局とも電話・デジタルモード解禁によりスコアーアップが期待されましたが
JH4UYBは自身の持つレコードに僅かに及ばす、
JI4WHS・JA4DEYとも昨年並みのスコアーとなっており、
新モード追加効果は来年以降に期待したいと思います。
3.5MHzは4連覇中のJH4UYBが1.8MHz/1.9MHzでの参加、
常連のJA4FDZがCondx不良で早々にリタイヤし、JA4IOM・JH4LNIの争いとなりました。
1.8MHzを掛け持ちしたJA4IOMに対し、このバンドに注力したJH4LNI、
共に電話だけの運用ですがQSO数でJH4LNI局が僅かな差で上回り1位、
JA4IOMが2位となりました。JH4LNIは初制覇、
JA4IOMは初入賞となり、今後の活躍に期待したいと思います。
7MHzは昨年1位のJA4FDZに、マルチバンドの常連のJE4MHL、
このバンドの常連のJG4IBI、昨年の14MHz1位のJG4QFGの4局の争いとなりました。
JA4FDZは途中1時間のロスがあり4位止まり。
JG4IBIは電話だけで203QSOをマークするも、
電話・電信を駆使するJE4MHL・JG4QFGに局数で差をつけられ3位、
JG4QFGも255QSOをマークするも、289局をマークしたJE4MHLには届かず2位、
JE4MHLが1995年以来の1位となりました。
上位3局のスコアーは1万点オーバーと県内入賞局が揃って大台を超える大激戦です。
またJE4MHLのスコアーは12,198点とオールタイムレコード(12,207点、JH4FUF 2008年)
に僅かに及びませんでしたが歴代2位の好成績でした。
14MHzはJG4QFGが2年連続2回目の1となりました。
おめでとうございます。また、JN4SNG・JE6HCL/4が2位・3位となりました。
21MHzは昨年の覇者のJE6HCL/4とJI4WHSの争いとなりました。
マルチ数はJE6HCL/4が上回りましたが、
QSO数・県内局とのQSO数でJI4WHSが上回り4年振り2回目の1位となりました。
2位のJE6HCL/4は3年連続入賞です。
28MHzはマルチバンド常連のJE4MHLが県内局を確実に稼ぎ、
2007年以来2回目の1位となりました。
50MHzは今年もJH4UYBとJM1XXL/4の争いとなりました。
昨年は僅差だった両局ですが、JM1XXL/4が昨年よりも少しスコアーを落とす中、
JH4UYBは後半、FT8で局数を稼いで昨年からスコアーを大幅アップし、
2年連続2回目の1位をオールタイムレコードで達成しました。
これでJH4UYBのオールタイムレコードは5つ目です。
(さて、来年はどのバンドで狙うのでしょうか? 非常に楽しみです。Hi)
144MHzは常連のJJ4MEAと初参戦のJM1RNP/4の争いとなりました。
JJ4MEAは例年通り手堅くスコアーをまとめ1,177点をマークしました。
初参戦のJM1RNP/4は県内局のQSOはJJ4MEAに劣りましたが
QSO数・マルチで上回り初参加で初の1位となり、JJ4MEAは2位でした。
来年以降の両局の争いにも注目です。
430MHzは常連のJH4WAZ/4、JJ4MEA、JH4PUS/4の争いです。
結果は、昨年と同じく1位がJH4WAZ、2位がJJ4MEA、3位がJH4PUS/4となりました。
JH4WAZ/4は3年連続10回目の1位です。
1200MHz&Upも例年通りJH4PUS/4・JK4FELの争いとなりました。
今年はJK4FELのスコアーが伸び悩みJH4PUS/4が2年連続2回目の1位となり、
JK4FELが2位でした。今後もこの両局の争いに注目です。
マルチオペはJA4ZCWが初参戦。
県内のオールタイムレコードを更新して1位となりました。
マルチバンドは、JH1ASG、JR2AWS、JF2FIUの3局の争いでした。
初日のLF(1.8MHz・3.5MHz)が終了した時点で、
JF2FIUが1万点を超え抜け出しています。
JR2AWSは8,000点弱、JH1ASGは4,000点ちょっとと出遅れました。
2日目の午前中まずは8時-9時の28MHzで差が出ます。
JH1ASGは14QSOと局数を伸ばしましたが全てPM95で14POINTの1マルチ、
JF2FIUは9QSOながら17POINTの5マルチと差を広げています。
JR2AWSは9時以降運用開始です。
9時になりJH1ASGは50MHz⇒14MHz⇒21MHz⇒144MHz⇒430MHzと局数を伸ばしていますが
マルチが増えません。
11時過ぎて14MHzでマルチを狙いますが思ったほどは稼げなかった様です。
JR2AWSは14MHz主体の運用で、
21MHz-430MHzはローカル局(?)とのQSOだけとなっています。
JF2FIUも14MHz中心の運用ですが、
21MHz・50MHzで県内局ともQSOしてPOINT・マルチを稼ぎました。
日曜日の午前中の結果は、局数はJH1ASGが79QSO、JF2FIUは50QSO、
JR2AWSが33QSOですが、マルチは、JF2FIUが33に対し、
JH1ASGとJR2AWSは19とトータルスコアではJF2FIUが大きく差を付けました。
JR2AWSとJH1ASGはPOINTでほぼ並びましたが
マルチの差でJR2AWSがリードしている状況です。
午後の7MHzは3局ともQSO・マルチを稼ぎますが大差はなく、
そのまま1位がJF2FIU、2位がJR2AWS、3位がJH1ASGとなりました。
JF2FIUは2008年以来2回目の1位です。
広島WASコンテストのマルチバンドは全国どこからでも入賞が狙えます。
参加各局は各自の運用スタイルを最大限得点に結びつける作戦を練って、
参加頂けたらと思います。
1.9MHzはJR1MEG/1とJQ1UXNの争いとなりました。
QSO数はJR1MEG/1の79QSOに対し、JQ1UXNは69QSOと10QSOの差です。
しかし、県内局とのQSO数はJQ1UXNの方が1QSO多く、POINT差は僅かに6POINTです。
マルチはJR1MEG/1が28で、JQ1UXNが25と3つ差が付きトタルでJR1MEG/1が1位、
JQ1UXNは2位でした。JR1MEG/1は2年振り2回目の制覇です。
3.5MHzは昨年1位のJR2AWSはマルチバンドでの参戦でしたが、
昨年2位のJE3VRJ・3位のJR6CSY、また昨年マルチバンドを制したJG1CFOと
2位のJK1QAY、1.9MHzを制したJIOVWL、7MHzで2位のJK1LSEに加え、
このバンド常連で優勝経験もあるJA7ODYと言った強豪の争いとなりました。
結果は、QSO数・POINT・マルチ全てでリードしたJG1CFOがこのバンド初制覇、
2位はJI0VWL、3位がJA7ODYとなりました。
3.5MHzは悪コンディションの中、非常にハイレベルな争いでした。
7MHzはCondxに恵まれ7局が1万点オーバー、
5局が昨年1位の局のスコアーを超える大激戦でした。
QSO数はJN2QCV/9・JE3VRJ・JH6QILの3局が230QSOでトップ、
POINTは県内局を最も稼いだJH6QILが366POINTでトップ、JG1CFOが344POINTで2位、
JK1LSEが331POINTで3位でした。マルチはJK1LSEとJE3VRJが44でトップ、
JG1CFOとJH6QILが42で続いています。この他40マルチを稼いだ局が4局もいます。
結果、POINTでリードしたJH6QILがこのバンドを初制覇しました。
2位は昨年に引き続きJK1LSE、3位はJG1CFOとなりました。
上位3局はこれまでのオールタイムレコードを更新する好成績でした。
14MHzは久々に国内のオープンがあり海外から参加のWJ6J・N6TI、
また県内局を稼ぎにくい6エリア勢にとって苦しい展開で、
上位は8エリア勢が並んでいます。
その中でもJR8NODと昨年1位のJK8PBOは大激戦でした。
QSO数はJK8PBOが75QSO、JR8NODが72QSOでJK8PBOがリード、
県内局とのQSOもJK8PBOが2QSO多くPOINTでは11点差を付けました。
しかし、マルチはJK8PBOの27に対し、JR8NODは30と、
総合点で僅かに上回り6年振り4回目の1位となりました。
JK8PBOは連覇こそ逃しましたが昨年から大幅に得点を伸ばし2位に入っています。
21MHzは県内局とのオープンがあった8エリアが有利となり
JK8PBOがこのバンド初制覇しました。このバンドの8エリアの1位は2003年以来です。
2位はJN4MMO、3位はJR3AAZでした。
JR3AAZは2007年から継続している入賞を今年も達成しました。
28MHzはJS3CGHが、
50MHzはJE2HXL/2が初制覇しました。
144MHzはJA4IFS/4が6QSOですが、
全て県内局で30POINT・5マルチを稼ぎ2年振り2回目の1位、
次いでJR4TDVが15QSO・31POINT・4マルチで2位。
JM1ASMは30QSO・4マルチを稼ぎましたが全て県外局で3位でした。
430MHzはJJ5ERA/5が3年連続3回目、
1200MHz&UpはJA4RFD/4が8年連続11回目の1位となりました。
マルチオペはJO1YYPが2年振り2回目の1位で、
SWLはJA1-22825が4年連続19回目の1位となりました。
お詫び:
コンテスト規約のJARL News提出後に
1.8MHz/1.9MHz帯のコンテスト周波数の発表があり、
一部の参加予定局に混乱を生じさせました。申し訳ございません。
次回以降は、JARLコンテスト周波数に沿った規約としたいと思います。