第30回 広島 WAS コンテスト コメント

第30回広島WASコンテストに参加頂き、ありがとうございます。
コンテスト結果の集計が完了しましたので結果表をお送りします。

2022年も新型コロナウイルスの流行で外出を控えた方が多かった為か、 昨年に引き続き過去最高のログ提出を頂きました。 コンテスト主催者としては多くの方々に参加頂き、うれしい限りですが、 早く新型コロナウイルスが落ち着き、 これまでの生活に戻って欲しいと願っています。

さて、今年のコンテストは、コンディションに恵まれ、 多くの方が楽しまれたようです。 また、HFハイバンドのオープンを上手に活用し、 マルチ・局数を伸ばした局もいます。 更に7MHzは全国的に大オープンし18局が10,000点を超える等、 大変盛り上がりました。

毎年、記載していますが、広島WASコンテストでは、 電話・電信に加えデジタルモードといった複数モードでのQSOが可能です。 また、時間帯別の運用周波数の指定、(広島)県外局間でもQSO可能、 海外局とのQSOも可能と言った特徴あるルールを採用しており、これを熟知し、 スコアーメイクを楽しまれている局が年々増えてきているように感じ、 多くの局から独特なルールをご支持頂けていると考えています。  ありがとうございます。

最後に、今年のログ提出は、のべ454局からありました。 一昨年が424局、2020年は413局です。 20年前は200局程度でしたので、ハム人口は減っていますが、 多くの参加局に支えられており、大変うれしく思っています。

【フィードバック】

・県内部門

マルチバンドは6連覇中だったJH4FUFが シングルバンドでの参加で、 県内乗り込みのJK2XXK/4と常連のJE4MHLとの戦いとなりました。 初日の1.8MHz・3.5MHzが終了した時点では、 JE4MHLが152QSO・49マルチで10,584点、 JK2XXK/4が149QSO・47マルチで9,823点とJE4MHLが僅かにリードしました。 日曜日の午前中の14MHz以上では、JE4MHLが79QSO・55マルチだったのに対し、 JK2XXK/4は140QSO・90マルチと大きく突き放しています。 特に得意の(?)144・430MHzでは多くの県内局を稼いでおり、 マルチだけでなくQSOポイントも稼ぎまくっています。 最後の7MHzは、JE4MHLが273QSOと頑張りますが、JK2XXK/4は315QSOと 驚異的なQSO数で突き放しました。 結果、JK2XXK/4は歴代レコードを更新する205,344点で断トツの1位、 JE4MHLは123,540点という高スコアーながら2位となりました。 今後、JK2XXK/4のレコード更新を目指して県内乗り込みが増えるか、 県内局が更新するか、非常に楽しみです。Hi
VUマルチバンドはJK4DUJ/4が50-1200MHzを活用し、 8,000点を超える高スコアーで4年連続17回目の1位となりました。
1.8MHzは、電話・デジタルモード解禁により 各局とも大幅にスコアーアップしています。 JH4UYB・JA4NQD・JI4WHSの3局が3,500点を超えました。 中でもJH4UYBは6,771点と自身の持つ歴代レコードを大幅に更新し、 2年連続3回目の1位となりました。 それにしても1.8MHzで135QSO・37マルチは素晴らしい大記録です。 JA4NQDとJI4WHSの2位争いは、 JA4NQDが90QSO・126QSOポイント・28マルチで3,528点、 JI4WHSが81QSO・121QSOポイント・29マルチで3,509点となり、 僅か19点差でJA4NQDが2位、JI4WHSが3位となりました。
3.5MHzは5局が昨年1位の局のスコアーを上回りました。 中でも常連のJA4FDZ、近年はマルチバンドで連覇中のJH4FUF、 初入賞を狙うJO4GFZの3局は100QSOを超えるハイレベルの争いとなりました。 結果、JH4FUFが頭一つ抜け出し1位、JA4FDZが2位、JO4GFZが3位となりました。 JH4FUFは7年ぶり9回目の1位です。
7MHzは好コンディションに恵まれ 各局とも例年に比べてQSO数が伸びています。中でもJH4UYBは 370QSO・490QSOポイント・47マルチで23,030点と破格のスコアーで このバンドの歴代記録を大幅に更新して初制覇しました。 ちなみにこれまでの公式記録は昨年JH6QILがマークした15,372点です。 非公式ながら2003年にマルチバンドで参加したJH4UYBの7MHzだけの スコアーが18,236点で最も高かったのですが、これも大幅に更新しています。 2位は232QSOをマークしたJA4FDZ/4、3位は202QSOのJH4FUFとなりました。 両局とも例年なら十分に1位になるスコアーです。
14MHzはJG4QFGが3年連続3回目の1位となりました。 年々、スコアーがアップしており来年以降にも期待したいと思います。 また、JH4OUH/4・JA4NQDが2位・3位となりました。
21MHzはJE6HCL/4が2年振り2回目に1位となりました。
28MHzはJI4WHSとJE6HCL/4の争いとなりました。 マルチ数は共に5で同じでしたが、QSO数で上回ったJI4WHSがこのバンド初制覇で、 2位がJE6HCL/4となりました。
50MHzは今年もJM1XXL/4が断トツで制しました。 ここ数年の中ではスコアーは伸び悩んでいますが2,166点は立派です。 また、JL4QGE・JH4OUH/4が2位・3位となりました。
144MHzは3局が昨年の1位のスコアーを超える争いとなりました。 その中で久々の参加のJH4WMI/4は40QSOをマークし 3,000点に迫るスコアーで11年振り2回目の1位となりました。 常連のJJ4MEAは昨年から大幅にスコアーをアップしましたが残念ながら2位、 JG3DOR/4が3位となりました。
430MHzは3連覇中のJH4WAZ/4を含む6局の戦いとなりました。 結果は、JH4WAZ/4が昨年からスコアーを上げ見事、4年連続11回目の1位となりました。 また、JE6WUD/4・JR4UCD/4が2位・3位となりました。
1200MHz&Upは6年連続でJH4PUS/4とJK4FELの戦いとなりました。 結果は、3年振りにJK4FELが上回り、3年振り8回目の1位となりました。 JH4PUS/4は残念ながら3連覇を逃しましたが6年連続入賞です。

・県外部門

マルチバンドは、5局が昨年の1位のスコアーを超え、 トップ3となったJG1CFO・JQ1TIV・JF2FIUは9万点を超える ハイレベルの戦いとなりました。 初日のLF(1.8MHz・3.5MHz)が終了した時点で、JG1CFOが14,508点でトップ、 続いてJF2FIUが13,988点、JQ1TIVが11,327点と3局とも1万点を突破しています。 2日目の午前中は、JQ1TIVが14-1200MHzまでをフル活用して局数を伸ばしています。 HF帯(14-28MHz)を比べてみると、JG1CFOが59QSO/36マルチ、 JQ1TIVが90QSO/32マルチ、JF2FIUが54QSO/35マルチと、 28MHzで局数を稼いだJQ1TIVのQSO数が目立って多いですが、 QSOポイントとマルチを見ると3局ともほぼ同じです。 一方、50MHz以上を比べてみると、JQ1TIVは45QSOの8マルチ、 JF2FIUが1QSOの1マルチ、JG1CFOは0QSOとなっています。 都市圏以外では局数は望めませんが、確実に1or2マルチを稼いでおくと、 最終スコアーに大きく貢献するのではないでしょうか? 午前中が終了した時点でJG1CFOが33,616点でトップを維持、 続いてJQ1TIVが33,408点、JF2FIUが30,272点と大激戦となっています。 最後の7MHzは3局とも200QSO・40マルチを越えています。 中でもJQ1TIVは277QSO・397QSOポイント・45マルチと 7MHzの県外局のレコードをオーバーするスコアーです。 最終結果はJQ1TIVが県外マルチバンドとして3年振りに10万点を超える 103,092点で初の1位となりました。続いてJG1CFOが94,170点で2位、 昨年の覇者であるJF2FIUは90,112点で3位となりました。 来年以降、各局とも作戦を練って 更なる高得点を目指して頂けるのではないかと期待しています。
1.8MHzは6局が100QSOを、 4局が昨年の1位のスコアーを超える大激戦です。 上位4局のQSO数を見てみると、一番多いのがJM1NKTの91QSO(CW:70、SSB:21)、 続いてJE1BMJとJR2MIO/2の76QSOです。 JE1BMJは全てCWで、JR2MIO/2はCW:63、SSB:13となっています。 JP3ATMは72QSO(CW:54、SSB:18)です。 QSOポイントは、JM1NKT:143ポイント、JR2MIO/2:132ポイント、 JP3ATM:128ポイント、JE1BMJ:112ポイントと 県内とのQSOが少なかったJE1BMJが最も少なくなっています。 逆にマルチはJE1BMJ:28マルチ、JP3ATM:27マルチ、JM1NKT:26マルチ、 JR2MIO/2:25マルチとなっています。 最終結果は、QSO・マルチを上手に積み重ねたJM1NKTが3,718点で 2002年のJG6MDS/3の歴代レコードを20年振りに更新して初制覇しました。 以下、JP3ATM:3,456点、JR2MIO/2:3,300点、JE1BMJ:3,136点となりました。
3.5MHzは5局が180QSO・6,000点を超えるハイレベルの争いです。 結果は、QSO数・QSOポイント・マルチの全てで他局を上回ったJR6CSYが、 2016年にJQ1TIVがマークした歴代レコード(9,730点)に迫る歴代2位の9,600点で このバンド初制覇です。2位・3位はJK1LSE・JE3VRJとなりました。
7MHzは、8局が200QSO以上、13局が40マルチ以上、 15局が1万点以上と大激戦となりました。 中でもトップ3となったJR2AWS・JE3VRJ・JH6QILは12,000点を超える ハイレベルの争いです。 QSO数はJE3VRJ(228QSO)・JR2AWS(202QSO)・JH6QIL(187QSO)の順ですが、 QSOポイントはJH6QIL(311)・JE3VRJ(308)・JR2AWS(294)と 逆の順番になっています。 JH6QILが県内局を沢山稼いでQSOポイントを増やしていることが分かります。 マルチはJH6QILとJE3VRJが42マルチ、JR2AWSが41マルチです。 結果、JH6QILが2年連続2回目の1位となりました。 JE3VRJは僅か3QSOの差で惜しくも2位、JR2AWSが3位となりました。 入賞を逃した多くの局も、あと1マルチ、あと県内局と1QSOしていたら 入賞圏内に入ってくるという、本当に僅差の結果となっています。
14MHzは8エリアでは国内がオープンし、 県内局も稼ぎやすく高得点が出ています。 その中でもJR8SGEとJK8PBOが頑張っています。 QSO数・QSOポイントはJR8SGEが86QSO・158ポイント、 JK8PBOが75QSO・147ポイントとJR8SGEがリードしましたが、 マルチは逆にJK8PBOが31マルチ、JR8SGEが25マルチとなっています。 結果、JK8PBOが2年振り4回目の1位となり、 JR8SGEが2位、3位にはJR8QFGが入りました。
21MHzはWとのオープン、 9時台に国内でのオープンが少しあったようです。 結果は、WJ6Jが2014年にN6TIがマークした県外歴代レコード(1,620点)に迫る 1,600点をマークしてこのバンド初制覇です。 2位・3位はJM1NKT、JR3AAZとなりました。 JR3AAZは2007年から継続している入賞を今年も達成しました。
28MHzはJA3QOSが3年振り5回目の1位となり、 50MHzはJJ4DQY/4が県外局としては 2017年のJR5BUB/5以来久々に1,000点を超える1,430点をマークし、 県外歴代3位の好記録でこのバンド初制覇です。
144MHzはJE5BNF/5が昨年の1位のJA4IFS/4を抑えて このバンド初制覇です。 JA4IFS/4は惜しくも連覇を逃しましたが2位となっています。
430MHzはJA4RFD/4が2015年以来4回目の 1位を獲得しました。
1200MHz&UpはJA4RFD/4が9年連続12回目の1位となりました。
マルチオペはJK2EIJ/0が2年振り3回目の1位で、 SWLはJA1-22825が5年連続20回目の1位となりました。

2022年8月15日 JARL広島県支部コンテスト委員会

お詫び:
今年も結果まとめが非常に遅くなりました。申し訳ございません。


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